いつもお疲れ様です!なのです!
今この記事を見ているあなたは
おそらく関数を習得したいと思っていると思います。
関数は全部で約400種類あると言われています。
関数を習得しようと思って、
400種類すべて覚えて、使いこなすことはできると思いますか?
私なら無理です。
400種類ある関数の中で仕事で使う関数って100もないと思います。
関数はたくさん知っていることよりも、
使うべきタイミングで、よく使う関数を選択できる技術を磨いたほうが実践的です。
この記事では実践的な業務の現場でよく登場する関数を厳選して紹介しています!
目次
文字に関する関数
関数名 | 機能 |
ROUND関数 | 数値を四捨五入、切り上げる、切り捨てる |
TODAY関数 | 今日の日付を入力する |
LEN関数 | 文字数を数える |
LEFT、MID、RIGHT関数 | 文字列を切り取る |
CONCAT関数 | 文字列同士を連結する |
ROUND関数
=ROUND(数値, 桁数)
機能:数値を指定の桁数で四捨五入する
ROUND関数(ラウンド関数)は、
数値を好きな位置で四捨五入できる関数です。
ROUNDUP関数
=ROUNDUP(数値, 桁数)
機能:数値を指定の桁数で切り上げる
ROUNDUP関数(ラウンドアップ関数)は、
数値を好きな位置で切り上げられる関数です。
ROUNDDOWN関数
=ROUNDDOWN(数値, 桁数)
機能:数値を指定の桁数で切り捨てる
ROUNDDOWN関数(ラウンドダウン関数)は、
数値を好きな位置で切り捨てられる関数です。
売上シミュレーションは切り捨てを使う
コストシミュレーションは切り上げを使う
など、状況に応じて適切な関数を使い分けてください。
TODAY関数
=TODAY()
機能:今日の日付を入力する
TODAY関数(トゥデイ関数)は、
今日の日付を入力する関数です。
「必須で覚えるべき関数7選」でも解説していますが、
次の日になって日付が更新されてほしいかどうかでTODAY関数か、
ショートカットを使うかは判断が必要です。
今日の日付以外にも「日付」の入力ルールは少し特殊なので、
↓以下の記事でざっと全体を理解しておくと業務にも応用が効きやすいです。
LEN関数
=LEN(文字列)
機能:文字列の文字数を数える
LEN関数(レン関数)は、セル内の文字数を数える関数です。
書き方は単純で、文字数を数えたいセルを()で囲うだけです。
ただ、LEN関数には下記のようなカウントルールが存在します。
- 半角全角ともに1文字
- スペースや改行も1文字
LEFT関数
=LEFT(文字列, 文字数)
機能:文字列を指定した文字数だけ左から抜き出す
LEFT関数(レフト関数)は、
文字列を特定の文字数だけ、左から抜き出せる関数です。
上記の例では、
「住所の文字列を左から3文字だけ抜き出す」という関数を書いて、
都道府県名だけを抜き出しています。
RIGHT関数
=RIGHT(文字列, 文字数)
機能:文字列を指定した文字数だけ右から抜き出す
RIGHT関数(ライト関数)は、文字列を右から抜き出せる関数です。
「住所の文字列を右から3文字だけ抜き出す」という関数を書いて、
市区町村名だけを抜き出しています。
MID関数
=MID(文字列, 開始位置, 文字数)
機能:文字列を開始位置から指定した文字数だけ抜き出す
最後にMID関数(ミッド関数)は、
文字列を好きな位置から好きな文字数抜き出せる関数です。
「住所の文字列を左から4文字目から3文字抜き出す」という関数を書いて、
市区町村名だけを抜き出しています。
※MID関数もLEFT関数同様に左から数えます。
CONCAT関数
=CONCAT(テキスト1, テキスト2, …)
機能:文字列同士を結合する
CONCAT関数(コンカット関数)は、
複数のセルの文字列同士を結合できる関数です。
例えば上の表のように、
苗字と名前のセルを結合して、氏名を作ることができます。
文字列の結合は「&」でもできますが、
- 結合したいセルが複数ある
- 結合したいセル同士が隣り合っている
ときにはCONCAT関数を使ったほうが素早く書けて便利です!
最後に
いかがでしたか?
文字を取り出す、文字を切り捨てる、なども
仕事では地味に使うものですよね(*^^)
こういうのって意外と知らなかったり、
知らなかったら意外と時間がかかるものだと思います。
ぜひご自身で実践して習得してみてください!
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